「みえる」化による安心・安全な社会の実現
人の情報入力は視覚からが8割といわれていますが、
人の目に見えている光は可視光線という狭い波長帯域のみになります。
可視光線の外側の光には様々な成分情報の世界が広がっています。
弊社では中・遠赤外線を活用した赤外分光技術の研究開発及び検査サービスを進めており、
可視化技術で安心・安全な社会の実現に貢献します。
光を使ったガスの可視化技術
赤外分光技術
人の情報入力は視覚からが8割といわれていますが、人の目に見えている光は可視光線という狭い波長帯域のみになります。可視光線の外側の光には様々な成分情報の世界が広がっています。中・遠赤外帯域の光の通り道にガスがあると、特定波長の光がガスによって吸収されます。この波長はガス種によって異なるため、赤外分光技術を活用することで光の吸収量からガスの有無、種類の特定を一度に行えます。弊社では、空間に存在するガスの漏洩箇所を2次元イメージングにより視覚的に捉えることのできる分光装置の開発を行っています。
屋外利用に適した小型分光装置
屋外検査
屋外検査では、風や光の当たり方、気温湿度等あらゆる情報が外乱として作用します。弊社では、ガス事業会社と合同で実際の施設を利用した漏洩検査の検証実験を行い、屋外検査における多数の知見を獲得しています。これを基に、屋外検査における外乱の補正方法の考案・実装に取り組んでいます。
ドローン活用を見据えた評価検証
現場検証
ドローンを活用した評価検証も行っています。工場のような膨大な敷地でも人の見えない角度から少人数で迅速な計測が可能となります。事業会社と協力しながら実際に稼働している現場での実証実験を行うことで現場導入の検討に繋げるとともに、課題点を改善し品質や精度の向上に取り組んでいます。
要望に沿ったシステム開発
カスタマイズ
検査装置の設計・開発から、計測/解析ソフトウェアの開発までを弊社で行っています。お客様と議論を重ね、活用シーン(例えば、検査環境や対象ガス種)に合わせて独自のカスタマイズも実施いたします。ご利用されているシステムと連動可能なソフトウェアを提供しDX化の促進にも貢献いたします。