【資金調達】J-KISS型新株予約権の発行によるシードラウンド資金調達を実施

株式会社Soilook(本社:香川県高松市、代表取締役:西藤 翼)は、 株式会社 ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(本社:岡山県岡山市、 代表取締役:小橋 栄紀) 、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社: 京都府京都市、代表取締役社長:松本 直人)、大同ガス産業株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役:楠本 茂起) から J-KISS型新株予約権の発行による30,000,000円の資金調達を実施しましたことお知らせいたします。


●資金調達の背景と目的
 近年、高圧ガスを扱うプラント現場では設備の経年劣化や維持・更新コストの増加、専門検査人員の高齢化等の複合的な課題に直面しています。高圧ガスの噴出漏洩による事故件数は年間400件以上発生し死傷者もいることから、安心・安全面の改善は重要です。しかし、自然災害の多発や海外プラントが増加する中、国際競争力の観点から維持管理コストを抑えプラント停止期間を短くして生産性向上を目指す必要もあります。作業現場の安心・安全と生産性向上の両立には、従来通りの保安検査ではなく、新しい技術導入と法令整備を積極的に行うスマート保安※の推進が重要となります。
上記課題解決のため、当社は成分分析技術を応用したガス漏洩を可視化するシステムの販売及びサービスの提供により、保安検査の効率化と安心・安全な作業現場作りを始めとする環境・エネルギー分野の高度化に貢献します。本シードラウンドの資金調達では、営業力と製品開発力の強化、実証試験の加速によって、逸早く作業現場の課題解決を実現するため実施いたしました。

※スマート保安 ・・・    最先端技術を導入し、ビッグデータ収集や遠隔監視を実現することで、
老朽化が進む生産設備やインフラ設備の安全性と生産性を高める取り組み。

●株式会社Soilook 代表取締役 西藤からのコメント
当社は、赤外線及び赤外分光カメラシステムによってガス漏洩を可視化し、スマート保安の実現へ向けた製品・サービスの提供を行う、香川県高松市のスタートアップです。現場危険度の迅速な把握や警告情報を提供することで、人命に関わる事故の回避を始めとする『より豊かで安心・安全な未来環境の実現』を目指しています。
2020年10月に同じく香川県高松市でエンジェル投資及びサポートを実施されているHOXIN様に出資をいただいてから1年7ヵ月ぶりのシードラウンド資金調達となります。これまで、日本政策金融公庫様及び中国銀行様にもご支援をいただき、技術力と社内体制を強化しつつ事業を進めて参りました。
そしてこの度、逸早くスマート保安へ向けた製品提供を開始し事業を加速させていくため、高圧ガス業界への営業力と製品開発力強化を目的とした資金調達を募りました。ちゅうぎんキャピタル様(ちゅうぎんインフィニティファンド、中国銀行系列ファンド)及びFVC様(地域とトモニファンド、香川銀行・徳島大正系列ファンド)、大同ガス様 (地場のガス会社)という四国地方に縁のある皆様のご賛同を賜り、協働で事業を進められることを大変嬉しく思っています。
私たちは、『成分分析で世界の見方を変え 未来の安心・安全を変える』を事業ミッションに掲げており、日本のロボティクスとセンシング技術を高め、日常的な業務から災害時対応まで作業現場を変えることで社会に貢献して参ります。
『四国地方から大きく成長するテック系スタートアップを共に創っていきましょう!』

●採用情報
夢を持ってものづくりで世界を変えたいという熱意のあるエンジニア、地方のテック系スタートアップを盛り上げ、成長に伴う組織体制の構築を支えるIT人材・事務人材の参加を募集します。詳細はホームページやハローワーク等の人材紹介をご確認ください。
私たちと共にセンシングやロボティクスで未来の安心・安全の形を変えていきましょう!


ファイルを開く

プレスリリース資料